2019年6月の読了 自分ご褒美
うまかった
— なだ@ほぼ読書垢 (@marsaw_ocean) June 7, 2019
今年の100目標のひとつ
宇奈ととのびっくり重
鰻1尾。米2号半。2000円。
だってさァ、一昨日の鰻接待を自分だけ受けれずに帰社仕事だったから。二郎より若干余裕ある食べ応えです。 pic.twitter.com/hzRR5cUMHY
ご褒美の連打と、新たな目標の模索。
向かう先がないと不安になる。
またびっくり重を食べる日が来るかなぁ。
- [映]アムリタ/野崎まど
- 40代からのライフシフト/ 徳岡晃一郎
- 超速片づけ仕事術/美崎栄一郎
- ザ・スタンド3/Sキング
- ホモデウス(上/ユヴァルノアハラリ
- 40代でシフトする働き方の極意/佐藤優
- 起業を考えたら読む本/井上達也
- 投資バカの思考法/藤野英人
- 東大読書/西岡壱誠
- ひと/小野寺史宜
[映]アムリタ/野崎まど
あれは映画なんかじゃないーー。天才少女監督の映画制作に誘われて幕は開ける。ノリツッコミコメディの芯部分には緻密な設計が折り畳まれている。「私を愛していますか?」最初のやりとりに収束する。折り畳まれた世界が拡がる瞬間。ジャンル・野崎まどのデビューである。
40代からのライフシフト/ 徳岡晃一郎
目指した像が揺らいでくる。どんなに出世しても55歳で栄光は消える。読後に何日も考えてみた。思い出せ「いかなる時でも自活する」それが22歳の夢だったはず。今ある仕事は自活のための無形資産構築にある。目の前の経験、それが活きる100年lifeは必ず来る。
超速片づけ仕事術/美崎栄一郎
前半の物理的な片づけが気になって仕方なくなる。6回は読み返して即実践。机の上に一年以上出さなかったものなんて要らない。グッズは紙袋から取り出して選抜会を。名刺なんて日付スタンプと輪ゴム積み上げで良い。心理的障害を排除するのって大事。
ザ・スタンド3/Sキング
終末世界の各集団たちは、夢に現れる二人のどちらかのもとに集結していく。冗長な下り、拗らせた内心の吐露、それらのグダグダ感のローギアから突然トップギアに加速するのを繰り返し、壊れていく人達の下拵えが終わる3/5。カタルシスがまもなく始まる。
ホモデウス(上/ユヴァルノアハラリ
人間は神デウスへのアップデートを志向するだろう。魂や意識について淡々かつフェアに展開される論理展開が面白い。
・私達は外の世界に反応することは決してなく自分の体内の感覚に反応しているだけ
・科学の歴史は宗教的信仰を考慮に入れなければ成立しない
40代でシフトする働き方の極意/佐藤優
秀逸な目次。幕開けで高らかに振り上げる現実を直視しろの訓示。興奮して読み始めてみたものの、彼個人の訓示や人生訓。現実を解説しようにも元外交官だからなのか人付き合いというスキルに偏り私の中でも失速ぶりが凄い。目次だけ写し取り自分なりに導くか
起業を考えたら読む本/井上達也
夢も希望も。理詰めで追い詰めて諌めてくれる。相手が自分の何を買い続けてくれるのか、自分の今の商売の延長線上で何が売れるのか、当たり前のことを改めて自問自答。白鳥は水面下では足掻き続ける。現実は日々の操業に必死。青い鳥の幻が見えたら読む本か。
投資バカの思考法/藤野英人
投資心得?7か条?いやいや…人の在り方になぞらえた良書。40代からの人生訓なんて顔負け。投資に真理あり。
・人の素直な心に近付けるか
・好き嫌いとは実は合理的で高度な決定軸
・取得簿価は見ない。今それを買うか。常に未来志向
・変化を。違う選択を。流れを
東大読書/西岡壱誠
文章から得るものを素早く的確に、かつ揮発なきようにすることに特化して、良くも悪くもお勉強目的。生産性を繰り返し知能を競い合う類の東大生像が浮かんで苦笑い。言外や行間を妄想し、自分の記憶を投影する読み方が私は好きだな。…嵩増し文章をもって読解力を説く矛盾さよ
ひと/小野寺史宜
人にどう思われるかじゃない。
人にどう思わせてしまうか。
身勝手な威圧感にドキドキさせられたあとに、そんな思いやりを見せられたら、満員電車の中ですらすべてが和んでしまう。語り口はどこまでもふんわり。読んだその日がいい日になる。