断酒してなにしてる?

39歳のクリスマスに断酒を誓いました。持て余した時間にこんなことしてるトゥルーマン・ショー

2018年11月の読了 読み物があふれている

 ラノベ強化月間でノーゲーム・ノーライフを読破しようともくろんだ月初。

研修の課題本が出された中旬。

図書館から予約本到着が殺到した下旬。

読むものがあふれていることは良いことです。

 

 

ノーゲーム・ノーライフ1 榎宮祐

原作も「かます」所は最高!最弱の人類は、二人でひとつの空白兄妹に魅了される。チートな最強じゃない。臆病故の知恵、揚げ足取り、駆け引きにわくわくして仕方ない。自分を確信し、他人に操られない…その万能感は、この歳でも厨二同様に興奮するのです。

管理職の心得 大島洋

ポジションパワーに意味が無くなりつつある時代に管理職の存在意義は何だろう?現場レベルの方向性をまとめ、上下の動機づけを合わせることか。自分のリーダーシップを見直す樹形図然とした良書。この本が指し示す立体的な視点のメンテは絶えず必要。つまり買わないとダメね

管理職の心得―リーダーシップを立体的に鍛える

管理職の心得―リーダーシップを立体的に鍛える

 

 

ビジネスアカウンティング 山根節

BSとPLから業績を読む…そんなに不安になる懸念は不要で、もう分かることばかりだった。日産のリバイバルプラン、東芝の不正会計、裏に蠢いていた硬直化、リーダー暴走と諦観の事例が目に付いた。上を諌めるか下の支援するか…ビジョンははっきりしてきた。

ビジネス・アカウンティング〈第4版〉

ビジネス・アカウンティング〈第4版〉

 

スレイヤーズ16 神坂一

最終話から18年も経っていたのか!?つい先日のように全然忘れてない。高一の頃に友達がドサッと貸してくれたのがラノベとの出会い。始まりのラノベとの同窓会の雰囲気で満たされることができた。神坂さんの変わらなさ!軽快さは何も衰えることなく全然連載再開できますよ?

ノーゲーム・ノーライフ2 榎宮祐

2戦目は天翼種ジブリールとの具現化しりとり。前提条件の言外に潜んでいる何かをつかまえる。相手の思考ではなく感情をつかまえる。そして、勝負は始まる前の段階で決していると言わしめる絶対の信頼。確かにこういう胸熱が、たまんねぇんだよね。

ノーゲーム・ノーライフ3 榎宮祐

落っこちてる言葉は、今の自分に他ならない。 ーー負けて悔しかった。だからこそ楽しかった。全身全霊を、死力を賭してなお勝てない相手がいる気分はどうだ?そんな絶望的な相手をいかに下して、いかに勝って、どうやって負かすか。控えめに言って、最高じゃね?

人を動かす Dカーネギー

人間の持つ最も根強い衝動は重要人物たらんとする欲求である。自分の物語では絶対に自分が主役なんだ。他人が物語を書き換えることも、脇役にする事も許容できる人はいない。太古の昔からの不動の原則。特別な何かに敗れる前に、挫折する前に、我が子に読んでもらいたい

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

 

貯金生活宣言 横山光昭

hontoで無料だったのでDL。独身の頃は貯める目標がなくて刹那的に毎日1万円使ってた。でも、あれは必要な経験だったから後悔はない。現在は貯金力のある習慣がついたものの、目標目的があるかないかがこの常識の根幹だと思う。

まんがでわかる 年収200万円からの貯金生活宣言

まんがでわかる 年収200万円からの貯金生活宣言

 

破滅の王 上田早夕里

731部隊絡みの細菌兵器を巡る、科学者と軍人による爽やかな活劇。頁が止まらない面白さがある。なのに読み終わった後の凪。むしろ清々しすぎて本望。心の深淵を覗きこむことよりも、史実より史実らしい動きを追いかける。後者に夢中になるのも悪いもんじゃない。

破滅の王

破滅の王

 

じっと手を見る 窪美澄

よるべない夜につきまとう不安。気持ちの温度が下がっていく不安。年齢の経過とともに形を変えていく不安の形から、それでも私は目を背けない。皆、柔らかく温度のある膜のむこうにある熱に近付こうとする。生きていくってこうだなと気持ちがおとなしくなる。

じっと手を見る

じっと手を見る

 

奇跡のメモ術 池田義博

見たことあるテクの寄せ集め…では無い。数多の手法を簡単に、漏れなくまとめる。まとめ方の頭の良さを感じる。メモに瞬間のイメージを託すこと、それはもう出来ている。メモによって律すること、それも出来ている。思考の行先を捕まえること、それを今はやっている。

記憶力日本一を5度獲った私の奇跡のメモ術

記憶力日本一を5度獲った私の奇跡のメモ術

 

傍流の記者 本城雅人

己の力量を競い、立場に変化を求められる。出世を競い部下の資質を見極める。部下を信じるようで都合の良い事だけ信じた痛恨。気が付けば組織に手が届く。会社は一時の連なりにすぎない狭い世界。酸いや甘い、気概の全てを込めて…これは組織人の指南書か。入れ込み半端ない

傍流の記者

傍流の記者

 

お互い40代婚 たかぎなおこ

めっちゃ面白かったよ。1人の女性の人生史が続いていくんだから、描き続ける限りこちらも読み続けます。新婚の頃を思い出して気持ちも晴れました。二人暮しも楽しかったなぁ。