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むわすたるふぉるゆー

アルコール依存症と自覚してからの思いをほぼ毎日綴ります。書くことでの内面整理が目的ですが、どこかの貴方のために(master, for you)役立つことが目標です

1930年代の少年向け人生訓がヤバい!

読書

「君たちはどう生きるか」

 

1930年代の少年向け人生訓が中年にも染みる!

 

満州事変時代に紡がれた少年文庫の一遍。
あまりにも有名なそれを初めて読んだわけだが。


少年がやらかした「取り返しのつかないこと」が、この歳のおっさんも似たようなことやらかしてて痛いほど胸に刺さる! 

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

 

取り返しがつかないことが人生にはある
後悔しても取り消せない
なぜ起きた、のではなく、どうやって歩むか
でも後悔することは必ず意味のあることにつながる

 

こういうお説教って経験前のガキに注意書き読ませてもダメなんですよね。たぶん子供のころ読んでいてもあまり印象に残らない。大人のお小言なんか、胡散臭くて聞くわけがない。

 

やらかした大人が初めて読まされると、少年の事件ですら自分のあらゆる体験にデジャブ。

 

結果的に立ち直るキッカケをこの小説からもらいました。

 

さて、

 

この小説を実際の時代に読んだ子供たちは「どう生きたのか?」

 

執筆された当時、この世代は太平洋戦争に突入し、自分のせいではないにせよ、あらゆる人に取り返しのつかないことは起きた。

 

皆は立ち直って今の自分たちに続いていくんだけど。。。

 

 

時代背景を考えて瑞々しい1930年を垣間見るもよし(銀座が華やか~)

 

この時代の人間に自己投影して追体験するもよし(自分の中学生時代と大差ない)

 

こういう作品は限りなく大人が読むべき

 

少年向け文学おもしろいじゃないの

 

今日で断酒20日目